荻窪といえば邪宗門と言われるくらい喫茶店が好きな人は知っている有名な喫茶店。
私は数年荻窪の住んでいるのにも関わらず初めて入ってのはつい最近の事です。
歴史あるこの「荻窪 邪宗門」に一度入ったら案の定しっかり魅了されてしまったのです。
昭和30年創業 「荻窪 邪宗門」
荻窪 邪宗門は昭和30年に創業し60年以上歴史のある喫茶店です。
喫茶店をやる前は写真店だったそうです。
国立 邪宗門(2008年門主他界により閉店)の暖簾分けとしてオープンした2号店との事。
他にも世田谷、下田(静岡)、高岡(富山)にもあります。桜ヶ丘、小田原は門主他界のため閉店しているみだいです。
荻窪 邪宗門の店主の奥様の年齢も90を超えています。ですが、スタッフさんが一人おられます。
実際に珈琲を淹れたり片付け、会計などのほとんどはそのスタッフさんがやられている様子でした。
居心地のいい空間
荻窪駅北口から1分ほどで着きます。荻窪北口駅前通商店街にあります。
喫茶店らしい外観となっています。
ケーキ、ホットケーキがずっとやっていなくて残念です。
入り口を入るとすぐに店主が迎えてくれます。1階はオーナーの書斎で座る場所がないので2階へ。
フロアは狭くテーブルも6個25席ほどです。
アンティークな家具屋ランプ、椅子が並んでいます。壁には訪れた人の字などがびっしりあったり様々な絵画がかけてあります。店主の今は亡き旦那さんが描いた絵もあるそうです。
しかし、この空間が異常に居心地が良いのです。不思議。
メニュー
メニューは珈琲やクリームソーダなど様々ありますが、お勧めしたいのがルシアン珈琲。
ルシアン珈琲はウクライナで親しまれてきた伝統的なカカオ風味のアレンジコーヒー。
珈琲とココアと生クリームで出来ているんです。初めての味わいで甘く、でも苦味もあり感動しました。是非飲んでみて欲しいです。
カップの掴みの部分が熱すぎてしばらく飲めなかったです。笑
最初に訪れたときはつい暑すぎてアイスコーヒーを頼みましたが、やはり珈琲はホットで味わいたいです。
ちなみに、アイスでも注がない状態で出してくれます。
最後に
荻窪 邪宗門はとても居心地が良く、珈琲もとても美味しいので荻窪に住んでいるうちに何度も行きたいと思っています。
西荻窪はカフェが多く訪れる人が多いですが、そもそも荻窪に来る機会がある人はそんなに多くないかもしれません。
しかし、荻窪 邪宗門に来るためだけに荻窪に降りる価値があると思います。
是非、マスターがお元気なうちに訪れてみてください。
次はケーキも一緒に食べられると嬉しいな。
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